8月
27日

「PDが開く、あなたの新たなライフスタイル」 ~Webサイトがアプリを超える新時代~

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【ウェブはまだまだ使いにくい】

ネットを毎日利用しますか。コンピューターの前に座らないでウェブページを見ている姿を想像できますか?どんなイメージが浮かぶでしょう?ウェブ、ネット、呼び方は人それぞれですが、本来、大切なのはコンテンツ自体です。ウェブを見るための煩雑さが、本当に重要なことをわかりづらくしています。

ブラウザは、驚くべきツールですが、もともと、みなさんがニュースをチェックするためではなく、科学者が科学的なデータをやり取りするために設計されたもの です。例えば、最初期のブラウザの名残は、アドレスバーにあるのではないでしょうか。デバイスが小さくなればなるほど、”小さな画面で、みなが快適に楽し むため、なにを犠牲にするか”を、理解することは、ますます重要になっています。

【ライフスタイルにする】

たいていの人は時間が足りないんです。すぐには変えることができそうにない習慣がたくさんあるんです。
「毎日、ウェブを利用する姿を想像できますか?」ほとんどの人びとは、ライフサイクルの一部となったコンピューターの前にいる姿を想像できないかもしれません。
ウェブが成長するためには、ウェブをライフサイクルによりよい形で組み込むことが必要です。

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8月
3日

OpenSocialという業界標準

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前回は「クラウドカオス」について述べた。様々なベンダーが独自ののアーキテクチャでクラウドのプラットフォームを提供している。そして、SaaSベンダーはそのプラットフォームの上にアプリケーションを構築するかもしくは、IaaS上の独自のアーキテクチャ上にアプリケーションを構築する。一方ユーザの立場からすると、使いたいサービスを組み合わせて使うことになるため、必然的にマルチクラウドの環境にならざるを得ない。そして、全てのシステムがクラウドに置き換わるまで、社内システムとクラウドシステムを柔軟に組み合わせて使うことになる。

これらをうまく組み合わせて利用するためには、マルチクラウドをマネージメントできる、アーキテクチャとアーキテクトが企業システムには必要となることもすでに述べた。しかし、そのアーキテクチャはどうやって構築すればいいのだろうか? もちろん、独自にアーキテクチャを一から設計する能力がある企業はそれでもいい。しかしながら、ほとんどの企業では一から作るということは難しい。なぜならば、企業システムというのは、それぞれの企業がもつミッションを遂行するための道具であり、システム自体がお金を生むことは少ないため、それらの構築に時間をかけることができないからである。

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6月
25日

クラウド時代に必要な技術と人材

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Cloudへの期待は大きい。スピード経営、コスト削減、グローバル化、モバイル。各々の会社で持っている課題を解決する方法として一つの選択肢である。企業の規模によってその意見も様々であるが、システムは全てCloudに置き換えるということは難しい。もし、何十年というスパンでそうなったとしても、その過程の段階では、社内のシステムとクラウドのシステムは共存するということを前提としなければならない。

一方、ITベンダーは来るべきCloud時代に向けて、虎視眈々と準備を進めている。マイクロソフト、Amazon、 Google、 IBM、Salesforce、SAP、Oracle… 数えきれない数のベンダーが顧客向けの便利なサービスを提供してきている。これらの便利なサービスは、広告モデルという資本に支えられて開発されている為、顧客には安価に提供される。

端末もAndroid、Google Chrome OS、iPad、iPhone、Linux、Windows …と様々な環境が提供されてきている。これまでのようにWindows一色ではない。むしろ、OSよりもブラウザの機能の方が重要になってきている。(注1:筆者はクラウド時代の開発言語としてHTML5に注目しているが、今回はフォーカスがずれるので、いずれ違う機会に話をするつもりである)クライアント端末としては、OSを選択するのではなく、ネットワーク環境やブラウザを選択するという時代になってきた。そして、その端末が、どのサービスを利用することができるのかというのが重要になっている。

この様な環境下で顧客はどう対応をしていけばいいのか?端末とサービスの組み合わせはかなりの数になる。しかも、得意分野のサービスのいいとこどりをすると考えれば、顧客は無限大の選択肢の中から、自社に適したサービスを組み合せることになる。私はこれを「クラウドカオス」と読んでいる。テクノロジーの進化は早い。選択をする為にはむしろ企業側がしっかりとしたITアーキテクチャを選択することと、それをマネージメントができるアーキテクトを育てる必要がある。

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6月
15日

米国連邦政府クラウドの動き<2>

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今回は前回に引き続き米国連邦政府のクラウドコンピューティングイニシアチブによる昨年の成果について簡単に紹介したいと思います。

去る2010年5月20日にNIST(National Institute of Standards and Technology)による「Cloud computing FORUM & WORKSHOP」が開催されました。このイベントで米国連邦政府CIOであるVivek Kundra氏が講演し、その講演資料が公開されています。(http://csrc.nist.gov/groups/SNS/cloud-computing/documents/forumworkshop-may2010/nist_cloud_computing_forum-kundra.pdf

この資料の中で、この一年間の政府系のクラウドコンピューティング関連で以下の成果が紹介されています。

  • SEC, Recovery.gov, ユタ州, ロサンゼルス市のクラウド利用事例、
  • 医療分野、Department of the Interior, NASAでの取組、

この中で詳しい情報が公開されている3つの例について次に簡単にふれてみます。

Recovery.gov : Amazon EC2を利用して、$750,000お得に!

Recovery.govは、Recovery Act(景気対策法)に基づく政府支出を透明化するために作られた公開サイトですが、Amazon社のパブリッククラウドサービスを活用することで、$750,000もの経費削減効果が得られたとのことです。このサイトはもともと情報公開(easy access to data)のためのサイトなので、その性格上秘密にすべき情報がないという特徴もあり、パブリッククラウドを利用しやすかったとも言えます。

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6月
7日

米国連邦政府クラウドの動き<1>

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つい先ごろ、2010年5月13日、米国連邦一般調達局(GSA)からIaaSの調達が改めて開始されました。昨年に続いて二度目のRFQ(Request for Quotation; 見積もり依頼)公開です。http://info.apps.gov/node/22

今回は、このRFQを軸に、最近の米国連邦政府のクラウド関連の動きをサラッとご紹介したいと思います。

昨年(2009年)の米国連邦政府でのIaaSのRFQに関連する動きは以下の様なものです。

  • 米国連邦政府の一般調達はすべて、一般調達局(GSA: General Services Administration)が実施している。
  • GSAは、連邦政府全体の最適化をミッションとして持っている。
  • IT分野の最適化のためのプロジェクトの成果(Keyは集約化と仮想化)をもとに、Cloud Computing が進められた。
  • GSAから、SaaS/IaaSの調達に関するRFI(Request For Information)が出された。(2009年5月)
  • GSAからIaaS(SaaS)のRFQ(Request For Quotation)が出された。(2009年7月)
  • 連邦政府機関向けクラウドサービスの調達サイトであるApps.govが公開された(2009年9月)

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5月
27日

クラウドコンピューティング再考<2>

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前回はNISTによるクラウドコンピューティングの定義から再考してみました。今回は、弊社のLibra(ライブラ)というサービスを開発した経験を交えながら、IaaSに関する要件について考えてみたいと思います。

IaaSの要件

クラウドコンピューティングでは、技術面に関心が向きがちですが、普及ということを考慮すると経済性という視点を持ち、バランスをとることが大切です。やはり、最初のテーマは、やはり規模の経済性を技術的にどう考慮するかがテーマになるでしょう。
規模の経済性は、大量に生産すればするほどコストが下がる仕組みです。その為には、大量に生産する仕組みが必要であり、IaaS に関して言えば大量のサーバを束ねてひとつのリソースプールを構成する仕組みです。ところが、リソースプールの規模が倍になったとき、運用コストはどうなるでしょうか?サーバに関して言えば、大量調達により、安く仕入れることができますが、運用コストは一般にサーバの台数に概ね比例します。そして、この運用コストの内訳のほとんどが、障害対応に関する人件費です。規模の経済性を働かせるには大量に生産する仕組みと変動費の抑制が鍵になります。

巨大なリソースプールを作る

巨大なリソースプールは、単純にサーバを並べるだけでは作れません。大量のサーバ群をコントロールできる単一インターフェースをリソースプールが持っていることが必要です。リソースプールの利用者からすれば、見えているのは、この”単一のインターフェース”だけです。リソースプール化された基盤では、物理的なサーバは完全に隠ぺいされており、その向こうにあるサーバの台数が10 台あるのが100 万台なのかを知るすべはありません。

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5月
21日

クラウドコンピューティング再考<1>

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そもそもクラウドという掴みどころが無いものをどうやって考えれば良いでしょうか?ここでは、NIST(National Institute of Standarts and Technology) による定義を切り口にクラウドについて再考し、そして、特に IaaS について技術面を含め掘り下げてみます。

クラウドコンピューティングの定義

NISTは、クラウドコンピューティングを定義した”The NIST De nition of Cloud Computing”を公開しました。もちろんこれが答えということではありませんが、非常に良く整理されており切り口として妥当でしょう。この定義では、クラウドコンピューティングの共通する5つの特徴をあげた上で、さらに3 つのサービスモデル、4 つのデプロイメントモデルに分類しています。

5つの特徴

NIST はクラウドコンピューティングの特徴として以下の 5 項目をあげています。

  • On-demand self-service
  • Broad network access
  • Resource pooling
  • Rapid elasticity
  • Measured Service

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5月
13日

坂の上のクラウド(後編)

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「これまでの歴史において、社会的なイノベーションは、技術的なイノベーションよりも大きな役割を果たしてきた。19世紀の主な産業は、新しい社会環境としての工業都市を、事業上の機会や市場に転換した結果生まれた。最初にガス、次に電気による照明事業が起こり、市内電車、郊外電車、電話、新聞、デパートなどの事業が起こった。したがって、社会の問題を事業上の機会に転換するための最大の機会は、新技術、新製品、新サービスではなく、社会の問題の解決すなわち社会的イノベーションにある。」

上記は、ドラッカーの「マネージメント」の中の一文ですが、クラウドの推進を行う上で、我々は、「クラウド」の技術的側面のみを見るのではなく、社会的なイノベーションとして捉えることが大切だと思います。

「クラウド」の本質は共有するということです。そもそも、そのインフラとなるインターネットというネットワーク自体が、まさに「共有」することで成り立っているネットワークです。クラウドも共有のレイヤーが上がっただけで、あくまでその延長と考えることもできます。

これまでの日本のIT産業自体が無駄の上で成り立っていたといっても過言ではないかもしれません。SIベンダーは、同じようなシステムを、お客様毎に、個別に構築してきました。個別に構築すれば、当然、個別に、エンジニアの工数、システム環境が必要になり、その分の費用をお客様に請求することでビジネスをしてきました。これは日本全体でみると大きな無駄があります。無駄なIT投資と作業によって、ITの利活用の推進が阻害されていることになります。これは社会としての問題であり、これを解決するためにも「クラウド」的発想が必要です。

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5月
6日

坂の上のクラウド(前編)

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「クラウド」という言葉の広がりと認知が、急速に広がりました。急速に広がっただけに、「クラウド」に関するユーザー企業の理解と期待値には、かなりのバラツキがあるように感じます。

先日、日本の大手企業のCIO(最高情報責任者)の方々の集まりに、ご一緒する機会がありました。大手企業のCIOの本音としては、もちろん、クラウドは、注目すべきテーマではあるが、あくまで検討テーマのひとつであって、少なくとも私がお話した10数名のCIOの中には、パラダイム・シフトとして捉えている方はおらず、ITベンダー側の「クラウド協奏曲」的盛り上がりと比較すると、まだまだの感があります。

一方、中小企業はどうでしょうか?中小企業の場合、専門の情報システム部門自体を持たない企業も多く、サービスとしてのIT活用に対しても、より受け入れやすい環境にあります。本当にビジネスに直結するかという観点では、大企業以上にシビアであり、ビジネスにプラスになるのであれば、「どんどんクラウドも活用して行こう。」という積極的姿勢の企業がある一方、「そもそもITにコストをかけても、うちのビジネスには直結しない。」と決めてかかられているケース、「クラウドでどれだけ安くなるの?」という反応など、まちまちのようです。

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4月
23日

クラウドの市場を広げていく活動 ― Platform<2>

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今、国内におけるクラウドビジネスは非常に混沌としていると思います。一昨年がクラウド元年で、昨年クラウドが徐々に浸透してきて、今年2010年は、クラウド定着の年だと思います。

とはいえ、どこが勝った・負けたというのは、「国内」クラウドでは、まだまだこれからだと思っています。まだ勝者敗者は明確にはなっていないので、今年あたりにそろそろその辺りの業界マップができてくるのではと思っています。

一方、「国外」では業界マップがすでにほぼ出来上がっています。Google、Amazon、あとMicrosoft、AppleのMobileMeなど・・・。特にGoogleとAmazonが業界的にかなり市場を席巻し、国内でも新たに構築する社内システムなどでAmazon EC2(Elastic Compute Cloud)を活用する例が急速に伸びています。

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